近年、企業での健康経営に関する関心の高まりと共に、企業でどのように役員や従業員の健康を維持するかということが課題となっています。
特に経営者や役員などのエグゼクティブが健康を損なうことは企業にとってのリスクと言えるので、企業で対策していくことがリスク管理にも繋がると言えます。
そこで最近、経営者や役員に注目されているのが、充実した検査内容で超早期発見を目的とする「高級人間ドック」です。一般的な人間ドックよりも健康状態を詳細に把握し、早期に問題を発見できる確率が高まります。
この記事では、「高級人間ドック」と一般的な人間ドックの違いや「高級人間ドック」を選ぶメリット、都内にある「高級人間ドック」の金額の目安について解説します。
「高級人間ドック」のサービス内容や違い、入会のメリット、金額感など、貴社に合った「高級人間ドック」にご入会するためにお役立てください。
\SBIにも「高級人間ドック」があるって知ってる?/

最近ちょっと健康状態について気にかかることがあって…
毎年人間ドックは受けているんだけど、自分の身になにかあったら会社が心配だな。



なるほど、確かに経営者の健康状態は会社の大きなリスクと言えるナ。
エグゼクティブや経営者向けの人間ドックがあるのは知っているカ?



えっ、そんなものがあるの?



そうだ、高級人間ドックと言って経営者向けのサービスで、より高性能な機器などで検査できたり、経営者の健康維持にはピッタリなんダ



高級人間ドックか、費用感はどんな感じなの?



そう言うと思って、今回は複数サービスの費用感の目安について紹介していク!
役員・経営者などのエグゼクティブ向け「高級人間ドック」とは?
「高級人間ドック」の大きな特徴のひとつが、「会員制」であることです。これは、誰もが自由に予約できるわけではなく、限られた会員のみが利用できる特別なサービスであることを意味します。
受診者一人ひとりのライフスタイルや健康状態に合わせて、専門医がカスタマイズした検査プランが組まれます。さらに、専任の医師や看護師、そしてコンシェルジュがチームとなって、きめ細やかな健康サポートを提供。診察の前後も安心して任せられる体制が整っています。
また、「高級人間ドック」は、一般的な人間ドックとは異なり、経営者や役員の方々のために作られた特別な人間ドックです。通常の人間ドックと比較して、最新の医療技術を用いた検査ができる、プライバシーに配慮されている、高級ホテルのような贅沢な空間で過ごすことができるなど、病気の早期発見を目指しながら多忙で日々ストレスに晒されているエグゼクティブ向けのホスピタリティ溢れたサービスが充実しています。
費用は一般的な人間ドックと比べて高額ですが、リラックスした空間で、効率的かつ確実に健康状態を把握できるサービスは価格以上の価値があるかもしれません。
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経営者の健康管理の重要性とは
特に中小企業においては、経営者の健康状態が会社の命運を握ることが少なくありません。多忙な毎日を過ごし、責任も大きい経営者は、つい自身の健康管理を後回しにしがちですが、経営者が病気や体調不良で長期的に休むことになれば、事業運営に大きな影響を及ぼす可能性があります。
そのため、定期的な健康診断や予防医療を受け健康状態を維持することは、経営者本人と企業の潜在的なリスクへの備えとして有効でしょう。
エグゼクティブ向け「高級人間ドック」と「普通の人間ドック」の違い
「高級人間ドック」と「一般的な人間ドック」では、どのような違いがあるのでしょうか?サービス内容、検査項目、費用面で違いを説明していきます。
■サービス内容
エグゼクティブ向けの「高級人間ドック」は、高級感あふれる専用ラウンジなどが備えられており、落ち着いた雰囲気の中でリラックスしながら過ごすことができます。病院とは異なる落ち着いた空間なので、病院に行くのが苦手な方でもリラックスでき、ストレスを抑えて人間ドックを受診することができる点が大きいと言えます。
また、経営者の健康状態が他の人に聞こえてしまうと思わぬリスクが発生する場合があるので、検診結果などを完全個室で聞くことができるなどプライバシーにも配慮されている点も大きな違いと言えます。施設によっては、会員様の専用入口が用意されていたり、他の利用者と顔を合わせることなく検診が受けられたりする施設もあります。特別な要望がある場合はクリニックに事前に相談することもできます。
更に、一般的な人間ドックとの大きな違いは、提携ホテルでの宿泊や食事、専任コンシェルジュのサポートなど快適性を追求したサービスに加え、エイジングケアや継続的な健康支援など、予防からアフターケアまでを含むトータルケアが受けられる点です。


■検査内容
高級人間ドックの検査項目は、一般的な人間ドックではオプションになる項目も標準的な項目として入っています。
MRIやCTなど高精度、最先端の医療機器で検査が受けられる点で「高級人間ドック」の方が優れていると言えます。精度の高い検査機器を用いることで、より詳細に身体の状態を確認でき、病気の超早期発見や病気として顕在化する前の予兆段階から病気の芽を摘みますが大きな違いと言えます。
また、「高級人間ドック」の検査項目は施設によって検査項目数やオプション項目に違いがあるので、事前に確認しましょう。
■費用
「一般的な人間ドック」と「高級人間ドック」では、その特別なサービスや充実した検査内容に対する負担として、費用面でも大きく異なります。
「一般的な人間ドック」では、日帰りだと3~7万円、2日間にまたがるコースでは4~10万円程度の費用が掛かります。
一方で「高級人間ドック」の場合は、会員制のため、年会費とは別に入会金が必要となります。入会費220万円~400万円程度に加え、月会費が4~6万円程度掛かるので、相応の資金準備が必要になります。高級人間ドックでは、高度な医療機器の使用や専門医による診断、プライバシーや高級感を重視した施設があり、これら経費を賄うための値段の違いとなっています。
費用は高額ではありますが、企業の福利厚生として利用されることが多く、経営者や役員にとっては健康維持と病気の早期発見のための重要な投資と考えられています。
「高級人間ドック」を利用するメリット
■大学病院など優良な病院との連携
万が一病気が発見された場合、一般的な人間ドックは治療を受ける医療機関選びからスタートします。一方で、「高級人間ドック」では連携している最適な医療機関の紹介を行うサービスがあり、病院を探す手間や時間を節約できるだけでなく、安心して治療を進めることができます。
受診先の病院を探す負担が減るのみならず、専門分野に特化した最先端の医療が受けられる病院を紹介してもらえる点で安心できるでしょう。


■主治医など専任の医療チームによる継続的な健康のサポート体制
「高級人間ドック」では、主治医および看護師をはじめとする医療スタッフがチームとなり1人の会員をサポートする体制が整っています。最適な医療機関やセカンドオピニオンの紹介を行い、早期治療に繋げられるというメリットがあります。特にかかりつけ医がいない場合、検査で万が一、病気が発見された際や身体の不調を感じた際に気軽に相談できる専門家が居ると心強いです。
病気の治療に関するサポートのみならず、会員1人1人の年齢や既往症、生活習慣などを考慮し、管理栄養士などによる食事のケアなど予防医学の観点からもサポートを受けられます。
このような継続的なサポートにより、エグゼクティブの方々は安心してビジネスに集中でき、健康面からもその活動を支える体制が整っています。
■高性能な医療機器で検査できるので、病気や身体の異常を早期に発見できる
「高級人間ドック」では、一般的な人間ドックよりも精度の高い検査機器を用いた検査によって、異常を早期に発見することが可能です。最新技術を搭載したMRIやCTスキャン、超音波検査などを用いることで、がんや心血管疾患、脳の異常を正確に診断します。こうした診断で、病気の進行を未然に防ぐことができ予防医学の観点からも大きな効果を発揮します。
また、高精度な診断結果は専任医師から丁寧に説明されるので、疑問点や不安も解消されるでしょう。
■検診以外のサービスが充実している
エグゼクティブ向けの「高級人間ドック」では、費用に見合った価値あるサービスを受けられるのも重要なメリットです。検査機器や提携医療機関などの医療の観点のみならず検討している施設にどのようなサービスがあるのか確認することをおすすめします。
●ホスピタリティの充実●
コンシェルジュサービスや1人の会員に主治医、看護師をはじめとする医療スタッフやコンシェルジュが受付から検査、アフターフォローまでチームで対応するなど充実したホスピタリティの中で検査を受けられる環境が整っています。検査中の待ち時間が少なくて済む、病気が発見された場合も医療機関の紹介や予約手配を手伝ってくれる、など多忙なエグゼクティブにはぴったりのサービスと言えます。
●ホテルライクな環境配慮●
「高級人間ドック」の嬉しい点として、ホテルのような空間で医療サービスを受けられる点も大きなメリットです。洗練された空間で健康診断を受けることができるので、リラックスすることができ、検査によるストレスも軽減できると言えます。
また、検査後に専用ラウンジでリフレッシュできたり、提携ホテルやレストランの美味しい食事が楽しめたりと検査を頑張ったご褒美を楽しむこともできるでしょう。
●プライバシー保護の徹底●
プライバシー配慮の面でも「高級人間ドック」では、優れています。検査結果を完全個室で聞ける、通路などで他の利用者と会うことなく検査を完結できる、個別に待合室が用意されているなど、プライバシー配慮へのこだわりを持って運営している施設が多いので、こだわりがある場合は検討の際に施設に要望を伝えてみるとどのような環境なのか確認ができます。
●その他全身のケアができる●
会社の顔であるエグゼクティブにとって見た目のケアも重要となります。ドックの合間にシミやシワの治療や口腔ケアを受けられるなどエイジングケアや全身のトータルケアを行う高級人間ドックもあるので、サービス内容を比較検討することは大切です。
「高級人間ドック」に入会するには?(入会方法とポイントを解説)
HPの資料請求や電話でのお問合せで直接問合せをしましょう。高額なサービスですし、検査内容の詳細や各クリニックの強みもそれぞれ異なるので、しっかりと説明を聞き、内容や費用感を比較した上で、入会を決めるのが良いでしょう。
また、入会前に人間ドックの体験や施設見学などできる場合もあります。実際に施設の様子やスタッフの対応などを受けることができ、入会後のイメージがつきやすくなるので、時間的に余裕があれば見学をした上で本手続きに進むのがオススメです。
更に、「高級人間ドック」では入会前に審査があるのもポイントです。それぞれの審査基準はありますが、申込をしても審査が通らないと入会できない場合があるので注意しましょう。また、入会の際には入会金や年会費が必要になる点も忘れてはいけないポイントです。費用の発生のタイミング、時期など事前に検討している施設に確認しておきましょう。
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自分に合った「高級人間ドック」の選び方
自分に合った(自社のエグゼクティブに合った)人間ドックの選び方のポイントとして、以下が挙げられます。
■場所
■コースの選択
■受けたい検査項目
■予算(金額)
■口コミ
それぞれの詳細についてみていきましょう。


■場所
自社オフィスの近隣など行きやすい場所のクリニックを選ぶのが一般的ですが、年に1度の人間ドックを機会に数日間滞在し、違う場所での会食や商談などと繋げて利用されるケースもあるようです。例えば、大阪に本社がある企業でも東京の取引先との商談と「高級人間ドック」を目的に滞在し、1度の訪問で複数の案件を対処するというケースもあるようなので、必ずしも近隣地域のクリニックを探す必要は無いと言えます。
むしろ、どのような人間ドックやサービスを受けたいかによって選ぶのが良いでしょう。
■コースの選択
一般的な人間ドック同様に「高級人間ドック」にも、1日コースか2日コースを選択することができます。
検査をじっくり受けたい場合は2日間コースを選択すると施設から提携ホテルの案内を受けることができたり、宿泊予約を取ってもらえたりします。時間があまりとれない場合や時間や費用を効率的に受けたい場合は日帰りコースのクリニックを選ぶのが良いでしょう。
■受けたい検査項目
東京の場合、人間ドックで受けられる検査項目は、日本人間ドック学会で定めている「基本項目」と「オプション項目」、「医療施設独自のオプション項目」に分けられます。全てで50〜100種類にも及びますので、特にオプション項目では自分の健康状態や心配な項目に合わせて検査項目を選びたいところです。
一般的な人間ドックは基本の検査項目が少ないため必要に応じて検査をプラスしていきますが、「高級人間ドック」は通常オプションとなる3大疾病を早期発見するための検査項目がはじめから網羅されていることが多いです。
ちなみに、日本人間ドック学会で定められている基本項目とオプション項目は以下のように分類できます。
<基本項目> 身体計測、血圧、心電図、視力、聴力、呼吸機能検査、胸部X線、上部消化管X線、上部消化管内視鏡、腹部超音波、血液検査、尿検査、便、内科診察
<オプション項目> 乳腺、前立腺、C型肝炎、婦人科検診
また、医療施設独自のオプション項目は以下のようなものがあります。
<医療施設独自のオプション項目> 腫瘍マーカー検査、認知症検査、MRI検査、CT検査、超音波検査、骨密度検査、リウマチ検査、緑内障検査、ウイルス抗体検査、腸内細菌検査、遺伝子解析検査、睡眠時無呼吸検査、PET-CT検査(全身のがんの検査)など
■予算(金額)
費用面も重要な要素です。一般的な人間ドックと高級人間ドックではサービスや内容にも大きな違いがあるように、掛かる費用も大きく違います。高級人間ドックは、会員制となるので、それぞれの施設によってサービスや検査内容、会員特典などはそれぞれ違いがあるので内容を比較検討して、自社やご自身の予算や必要なことなど確認し、最適なコース、施設を選択することが重要です。
■口コミ
利用者が投稿しているコメントで思わぬ情報が入手できる場合があるので、クリニックのHPや案内だけでなく口コミを見るのも参考になります。また、利用者のコメントのみならず、利用者のコメントに返信をしているクリニック側のコメントなどもあるので、それらコメントも含めて選定の際に参考にしてみるのも良いでしょう。
エグゼクティブ向け「高級人間ドック」を受ける金額の目安は?
ここまで、エグゼクティブと言われる役員や経営者の方にとって「高級人間ドック」にはどのようなメリットがあるのか説明をしてきました。一般的な人間ドックとの違いや「高級人間ドック」のメリットなどは理解できたと思いますが、費用の目安が幾らくらいになるのかという点も検討にあたり重要な点だと思います。
施設によっても異なりますが、多くの施設で①入会金と②年会費が必要になるケースが殆どです。また、料金目安として①入会金:220万円~、②年会費40万円~、と見積もっておくのが良いでしょう。
施設によって会員資格期間や1口当たりで利用できる人数などに差があるので、条件を調べた上でどの施設がご自身に合っているのかを考慮して選択しましょう。
ここでは、東京で受けられる法人会員向けの会員制「高級人間ドック」の料金目安が比較できるように料金にフォーカスして紹介します。
クリニック名 | コースなど | 入会金 | 年会費 | 期間 | 会員特徴 | お問合せ先 |
SBIメディック | ①プレミアム会員 | 220万円 | 7,200円 | 60万15年 | ①総合金融グループ「SBIグループ」が運営 ②東京駅に直結する東京国際クリニックを拠点に会員制医療サービスを提供 ③ MRI・CT・内視鏡・遺伝子解析・AI画像解析などを組み合わせ、疾患の“兆し”を捉える先進的な予防医療を提供 ④ 主治医を中心に看護師や医療スタッフ、コンシェルジュが連携し、年齢や既往歴等を踏まえた個別の健康管理を行い、微細な変化も見逃さない体制 ⑤プライバシーを重視した洗練された会員専用ラウンジと検診設備を完備 ⑥ 人間ドックに加え、QOL向上を目的に、美容・再生医療・歯科・更年期治療など多用な医療で健やかで若々しい日々を支援 | 詳細はコチラから≫ |
②プリビレッジ会員 | 2,200円 | 77万|||||
メディカルクラブ 世田谷 | セントラル法人会員 | 330万円 | 55万円 | ー | ①宇都宮の医療機関を母体とする法人が運営 ②世田谷と宇都宮の2拠点で会員制医療サービスを提供 ③PET-CT検査を含めた画像検査が特徴 ④検診時コンシェルジュがアテンド ⑤ルーフガーデンテラスなど専用空間を完備 | サイトはコチラから |
ハイメディック 倶楽部 | グランド①グランドハイメディック倶楽部 ウェルビーイングPremium | 5,000円 | 357万6,800円 | 64万15年 | ①会員制総合リゾート事業などを展開する「リゾートトラストグループ」が運営 ②東京、大阪、名古屋、京都、山梨など複数拠点で会員制医療サービスを提供 ③1994年にPET検査を導入したPET健診の長年の実績 ④PET検査を含めたがん検診が特徴 ⑤プライバシーを重視した専用検診空間 | サイトはコチラ |
メディカルサロン | BRP①レギュラーコース | 220万円 | 5,000円 | 38万無制限 | ①30年以上の歴史のある会員制医療クラブが運営 ②新宿を拠点に会員制医療サービスを提供 ③検診受診時は提携する検診医療機関を利用 ④訪問介護・看護サービス・シニアレジデンスなどの紹介 | サイトはコチラ |
②がんPET コース | 55万円 |
エグゼクティブ(経営者)には高級人間ドックがおすすめ!(まとめ)
この記事では、エグゼクティブ向け「高級人間ドック」の特徴やメリット、費用感の目安を紹介しました。「高級人間ドック」は、費用はかかるものの、その費用に見合う充実したサービスが提供されます。
最先端の医療技術を駆使した検査で早期発見に繋がったり病気を未然に防ぐことが出来たりと検診の充実もさることながら、プライバシーが保護される、高級感のある空間で緊張せずに検診を受けられるなどメリットが沢山あります。
日々忙しく責任やストレスも大きい経営者や役員にとって、健康を維持することは大切な投資と言えます。エグゼクティブの責任を果たし続けるためにも、「高級人間ドック」を活用し、長期的な健康を手に入れましょう。
\SBIにも「高級人間ドック」があるって知ってる?/

